腰椎分離症既往の患者様ですが・・・ 中川区 はやかわ接骨院
先日急性腰痛(ぎっくり腰)でご来院された患者様のカウンセリングを進めていると、腰椎分離症の既往症があることがわかりました。
学生時代に野球経験がありその頃腰痛に悩まされていたこと、画像診断にて腰椎分離症の診断を受けられたことを伺いました。
腰椎分離症は成長期に腰椎骨に負担の多い生活習慣の継続により、本来結合すべき腰椎骨の前後の構造が結合されない症状です。
体を支える構造としての強度が失われるため、腰痛の原因になります。
左右の連結が双方とも連結しない場合、背骨の配列が前方向に偏位する腰椎すべり症に至ることもあります。
ただ、この患者様の場合、普段は痛みを感じることなく過ごしていられたとのこと。分離症の痛みを誘発する検査を行ったところ陰性でした。
このように、以前レントゲンやCT・MRIなどの画像診断検査にて腰椎分離症や椎間板ヘルニア、脊柱菅狭窄症などの診断を受けて見える患者様でも、ご来院時の主訴疼痛の原因をさぐっていくと、以前の診断症状が主な原因ではないケースが見受けられます。
今回は、腰椎分離部分で動作や姿勢をささえる構造が弱くなり、それを補強する深部筋への負担が増加。投球時の動作で筋攣縮が生じて一気に痛くなったものと判断し、深部筋を和らげる施術を行うことで短時間で回復して頂けました。
以前に椎間板ヘルニアや脊柱菅狭窄症、腰椎分離すべり症、前縦靭帯骨化症、後縦靭帯骨化症などの診断を受けた方も、痛みの原因すべてがその症状とは限りません。痛みに関わる原因は多岐にわたり、症状を和らげる術はいくつもあります。
痛みや辛さでお悩みの方、はやかわ接骨院にご相談ください!
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